Pythonの基本の制御構文3つ(if、for、while文)を、自分なりの例を用いて簡潔にまとめてみました。
「勉強し始めたけど、制御構文っていまいちピンとこない・・・」という方になんとなく理解してもらえたらなと思い、超入門向けとして共有します。
あくまでも自分なりにわかりやすく・覚えやすくを意識して書いたものなので、それなりにざっくりとした内容です。過不足があるかもしれませんがご了承ください。
if文 「もし~ならこうして」文
りんご(apple)がもし50個以上なら「在庫あり」、50個未満で0個より多いなら「残りわずか」、それ以外なら「売り切れました」と出力。
apple = 40
if apple >= 50:
print('在庫あり')
elif apple > 0:
print('残りわずか')
else:
print('売り切れました')
残りわずか
・上記の場合、りんごが40個(1行目:apple = 40)なので出力結果は「残りわずか」になります。
一行目の数値を入れ替えると結果が変わります。
・3行目「if」で第一条件を指定
・5行目「elif」は第一条件に当てはまらなかった場合の第二条件
・7行目「else」はすべて当てはまらなかった場合
for文 「その処理終わるまで繰り返してやって」文
「うさぎ」「くま」「いぬ」さんたちにそれぞれ挨拶をする。全員ぶん終わったら「みんな呼べました」と出力。
names = ['うさぎ','くま','いぬ']
for name in names:
print('こんにちは、'+name+'さん')
print('みんな呼べました')
こんにちは、うさぎさん
こんにちは、くまさん
こんにちは、いぬさん
みんな呼べました
・1行目(names = [])で名前が入ったリストを作成する
・「for name in names」でリストの中の要素(どうぶつの名前)をひとつずつ取り出してnameに入れる
・「print(‘こんにちは、’+name+’さん’)」でnameと文字列を組み合わせて出力
・今回はリストの中の要素(どうぶつの名前)が3つなので3回for文が繰り返される
・for文を抜けたら「みんな呼べました」と出力
while文 「~である間は繰り返して」文
おにぎり(onigiri)が5個未満である間は1ずつ足して「〇個目のおにぎり」と出力させる。
条件に当てはまらなくなったら「ぜんぶできました」と出力。
onigiri = 0
while onigiri<5:
onigiri += 1
print(onigiri, '個目のおにぎり')
print('ぜんぶできました')
1 個目のおにぎり
2 個目のおにぎり
3 個目のおにぎり
4 個目のおにぎり
5 個目のおにぎり
ぜんぶできました
・1行目でおにぎりの数(onigiri = 0)を初期値として設定
・3行目繰り返し処理を行う間の条件を指定(おにぎりの数が5より小さい間)
・4行目でおにぎりの数(onigiri)に1を足したものを現在のおにぎりの数として定義しなおす
「onigiri += 1」は「onigiri = onigiri + 1」の略
・5行目でおにぎりの数値と文字列を合わせて出力
・while文を抜けたら「ぜんぶできました」と出力
以上です。できるだけシンプルな例を用いて、超基本的な部分だけをまとめたものを共有してみました。
下記リンクは本記事のつづきの「ちょっと応用編」です。こちらもよかったら覗いてみてください。
おつかれさまでした。