Python超初心者向けのif文、for文、while文「ちょっと応用編」です。
下の記事の続きで、自分なりの例題を用いて、わかりやすく簡単にまとめたものを共有します。
break文でループを抜ける
0から1ずつ足した数字を「〇回目」と出力させる。5回目からは出力せず、処理をストップしてループを抜ける。
num = 0
while True:
num += 1
if num==5:
break
print(num,'回目')
1 回目
2 回目
3 回目
4 回目
・前回の記事ではwhileの後には条件を記述して、「条件に当てはまっている間はループする」という処理をしました。
上記ではwhileの後に「True」と記述があります。
この記述をすることで「条件が満たされている状態」を作ることができます。
・4行目で繰り返しの処理内容を書く(numに1ずつ足していく)
・5、6行目「if」~「break」は、「num」が5になったらループを抜けるという意味になります。
そのため「num」が5になったときには、7行目のprint文の処理は行われません。
contenue文で処理をスキップ
0から1ずつ足した数字を「〇回目」と出力させる。3回目は飛ばして、5回目まで出力させる。
num = 0
while True:
num += 1
if num==3:
continue
elif num>5:
break
print(num,'回目')
1 回目
2 回目
4 回目
5 回目
・4行目に先ほどと同じく繰り返しの処理内容を書きます。(numに1ずつ足していく)
・5、6行目に「if」~「continue」文を書いて、「もしnumが3になったら一旦処理をスキップして次のループを続ける」という条件を追加します。
・7、8行目「elif」~「break」は、今回は「5回目」まで出力したいので「num」が5より大きくなったらループを抜けるように記述しています。(num==5ではなく、num>5にしています)
for文でも使ってみる
前回の記事と同じ例題で試してみます。
名前リストからひとつずつ要素を取り出して、どうぶつの名前を呼ぶ処理です。
continue文
くまさんだけ呼ばずにスキップする、ということができてしまいます。
(くまさんは今日はいないので呼ばない・・・という設定にしておきます)
names = ['うさぎ','くま','いぬ']
for name in names:
if name=='くま':
continue
print('こんにちは、'+name+'さん')
こんにちは、うさぎさん
こんにちは、いぬさん
・「if」~「continue」で、「name」に「くま」という文字列が入ってきた場合に一旦処理をスキップして次のループを始める(continue)という記述になっています。
break文
今度はいぬさんの番がきたら呼ばずに処理を終了する(ループを抜ける)という書き方です。
names = ['うさぎ','くま','いぬ']
for name in names:
if name=='いぬ':
break
print('こんにちは、'+name+'さん')
こんにちは、うさぎさん
こんにちは、くまさん
・「if」「break」で、「name」に「いぬ」という文字列が入ってきたら処理を止めてループを抜ける(break)という記述になっています。
今回は以上です。まだまだ色々な使い方がありますが、少しずつ取り入れていくと理解しやすいかな~と個人的には思っています。
これらの文と一緒に使うと便利な関数などもあるので、ちょっとずつ学んでいきたいですね。
マイペースにがんばろ~