プログラミングの勉強法や学習過程の中で、「これは失敗だったな~」と実際に私が感じた4つの失敗談です。
「初めからこうしておけば効率よく勉強ができただろうな」という反省も含めてご説明します。
これからプログラミングの勉強を始めたい方・初心者の方・挫折しそうな方々の参考になれば幸いです。
入門書のコードを丸暗記しようとしていた
入門書に載っているコードの書き方を丸暗記すべきだと思っていました。
でも今になって考えると、それは間違っていたなと感じます。
丸暗記するのではなく、「この文で何ができるのか」を理解することができればよかったんです。
例えばfor文なら、「1~10までの数字を順番に出力したい時など、同じような処理を繰り返す際に使える」とかそういった覚え方をすればいいんだな~と。
書き方はいろいろなコードを書いていくうちにだんだんと覚えていくので、最初から無理に詰め込む必要はありませんでした。
丸暗記をしようとしたせいで、かえって勉強の効率が悪くなってしまったなと感じています。
基本的な「この文を使うとこんな感じの処理ができる」というポイントを押さえることができたら、自分で簡単な例題を作って実際にコードを書いていくと理解が深まりました。
「プログラミング学習」自体を目的にしてしまっていた
「こんなものを作りたい!」という具体的な目的もなく、漠然と「プログラミングを習得したいな~」と考えていました。
それでも初めのうちは問題ないと思っていたのですが、気づけば段々と「次に何を勉強したらいいのかわからない」という状態に陥ってしまいました。
すべての技術を覚えるには、あまりにも膨大すぎるからです。
「こういったものを作りたいから、勉強したい」と目的を定めると、「次に何を勉強すべきか」がはっきりしてきます。
なにかを作るために必要な知識を少しずつ習得していくことで技術が身につくのだなと思いました。
別のプログラミング言語を同時に勉強してしまった
他のプログラミング言語も勉強してみたいな~とふと思い、同時に2つの言語を勉強し始めてしまいました。
もしかしたら要領が良い方なら可能なのかもしれませんが、個人的には失敗でした。
私はついつい気まぐれに他の言語にも手を出してしまったものの、案の定それぞれの内容が混ざってしまい混乱するだけでした・・・。
同時に勉強をしないといけないような事情がないのであれば、ひとつの言語に集中して勉強していく方が効率がいいのではないかな、と思います。
「いつの情報なのか?」を確認しなかった
とあるコードの書き方などをWeb上で調べて参考にする際に、注意すべきポイントがあることに気づきました。
それは「いつ更新された情報なのか」というポイントです。
プログラミングに限ったことではないかもしれませんが、正しい情報は日々変わっていきます。
古い情報を参考にしては、「あってるはずなのに何で出来ないんだ~?」という事態に陥ったことが何度かありました。
なにか情報を調べるときは、「これは今現在でも通用する最新の内容なのか?」ということを念頭に置いておくようにすると無駄なつまずきが減りました。
おわりに
プログラミングの勉強過程で、「どうしたらいいかわからなくなること」が挫折してしまう主なポイントなのかなと感じました。実際に私も上の内容で挫折しかけました。
方法や視点を少し改めるだけでうまくいく可能性があるのに諦めてしまうというのはもったいないですもんね。
私の失敗談が、効率よく学ぶためのヒントになってもらえればと思います。